岡山県の最北端、鳥取県との県境に位置する「西粟倉村(にしあわくらそん)」。
人口約1,300人の小さな村ですが、豊かな森と清らかな水に囲まれ、全国から移住者が集まる“再生の村”として注目されています。
鍼処IRIEは、そんな西粟倉村で「ルート治療」を中心とした鍼灸施術を行っています。
この記事では、「西粟倉村がどんな場所なのか」「なぜこの地で鍼灸を行っているのか」「施術の前後に訪れてほしいおすすめスポット」を紹介します。
自然と人の温かさが息づく西粟倉村を少しでも感じていただけたら幸いです。
岡山県西粟倉村の場所とアクセス
西粟倉村は、岡山県の北東部に位置し、鳥取県智頭町と兵庫県佐用町に隣接しています。中国山地の豊かな森に囲まれ、村の面積の約95%が森林という、まさに“森と共に生きる村”です。
主要都市からのアクセスは次の通りです。
- 岡山市内から車で約2時間
- 姫路市から約1時間30分
- 鳥取市から約1時間
- 大阪・神戸方面からは中国自動車道を利用して約2時間半
最寄りのインターチェンジは鳥取自動車道「西粟倉IC」(無料区間)。鍼処IRIEは「西粟倉IC」から車で5分ほどの場所にあり、岡山県内外からもアクセスしやすい立地です。
遠方から訪れる方にとっても、都会の喧騒から離れた静かな環境で、心身ともにリセットできる場所となっています。
自然と人がつくる「百年の森」
西粟倉村の象徴といえば、全国的にも知られる「百年の森構想」。これは、戦後に植えられた人工林をもう一度見直し、100年先まで育てていこうという村全体のプロジェクトです。
間伐材の活用や地域エネルギーの循環、木工職人の育成など、森を中心に多様な仕事と人のつながりが生まれています。
この“森の循環”という考え方は、ルート治療の理念にもどこか通じるものがあります。
体の奥深くにたまったコリ(硬結)をほぐし、本来の流れを取り戻す——。
それは、森の木々を整え、命の循環を支える営みに似ています。
鍼処IRIEでは、この自然の恵みあふれる環境の中で、一人ひとりの回復力を引き出す施術を行っています。
なぜ西粟倉でルート治療を行うのか
西粟倉村は、都会のように便利ではありませんが、「体と心を整える場所」としてはこれ以上ないほど理想的な環境です。
・深呼吸したくなる清らかな空気
・季節ごとに表情を変える山々
・静けさの中にある“自然の音”
このような環境の中では、人の体も自然と落ち着いていきます。ルート治療は、体の深層にある緊張やコリに鍼でアプローチし、自然治癒力を引き出すことを目的とした施術です。
自然のエネルギーが満ちる西粟倉で行うことで、施術を通じて“人が本来の状態に戻る”時間をより深く感じてもらえるのではないか——。そんな思いもあり、岡山県西粟倉村という地にて鍼処IRIEを営んでいます。
西粟倉村の見どころと癒しスポット
ルート治療の前後には、村内をゆっくり散策するのもおすすめです。西粟倉村には、自然と人の営みを感じられる小さな名所が点在しています。
あわくら温泉 元湯
森の中にある温泉宿。源泉かけ流しの湯に浸かりながら、施術後の体をゆっくり休めることができます。宿泊もできるため、遠方から訪れる方にも人気です。
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西粟倉の可能性を発掘することをテーマとした複合拠点。レストラン・カフェ、ショップ、いちご狩りハウスなどが併設され、木の香りに包まれながらゆったりとした時間を過ごせます。地元の木材を使った家具や雑貨に触れながら、“森の再生”という村の理念を肌で感じられる場所です。
道の駅あわくらんど
地元の野菜や特産品、木工クラフトが並ぶ人気スポット。ドライブの途中で立ち寄りやすく、ランチやお土産探しにもぴったりです。
このように、西粟倉には“整える”時間を過ごせる場所がいくつもあります。
施術と合わせて、心と体をゆっくり休める旅として訪れていただけたら嬉しいです。
岡山・津山・姫路…などからの来院も多数
鍼処IRIEには、西粟倉村だけでなく、岡山市・津山市・美作市・兵庫県姫路市・たつの市・佐用町など、周辺地域からも多くの方が訪れます。
自然豊かな場所で落ち着いて施術を受けたい、ストレスから離れてリセットしたい——
そんな思いで遠方から足を運んでくださる方も少なくありません。
地域の枠を越えて「体と心を整える拠点」として、西粟倉から発信を続けています。